修理の事例紹介
“家具・インテリア”No.19

何だか画一的でどれもよく似た形の多いデスクチェア。
自分だけのオリジナルなデスクチェアをつくってみませんか？

ここでは、昔使用していた自動車の座席を捨てずに有効活用して、デスクチェアにリメイクした事例を紹介します。

自動車の座席は、前に乗っていた車の運転席に使用していたスポーツシート(ブリッド製)です。
車のシートというものは、家庭用品と比べて"座ること"についてとても緻密に計算されて作られていることが多く、このシートも、高速道路やスポーツ走行時に体をしっかり保持するためにいろいろな工夫がなされているものです。
そういった機能や長年乗ってきた愛着ある愛車を、廃車として全て失うのはもったいないし惜しいので、シートをうまく使えないかと思いついたのが今回の企画です。

今回は、使わなくなったキャスター付きデスクチェアの脚の部分を使って、こちらでも今ある資源を有効活用します！
それと車のスポーツシートを合板などを使い、組み上げていきます。
車のシートは、リクライニング機能やそのほかシートによっては、腰や太ももの独立した高さ調整や、背面の腰部や背中の凹凸を調整できるものなどがあり、疲れたときなど、それらを調整することでリフレッシュする事があります。

完成して座ってみると、市販のデスクチェアでは味わえない重厚感が、まるで運転するかのように、仕事に集中できそうな感覚になりました。
他に二つとない世界で自分だけのデスクチェア。それだけでとても嬉しい気持ちになりますが、愛車だった車のシートと、今まで使っていたデスクチェアの脚を組み合わせてつくったという、今まで別々に使ってきたストーリーを終わらせず、新しく一つにしてストーリーをつくることができた喜びは、市販でどんなに高価なものを購入できたとしてもこれに勝るものはないと思います。

使用するたびに前の愛車や前のデスクチェアを思い出すことができる、いわば「使用できる思い出」であり、決して粗末にすることはないでしょう。ここでも長く大切にしていこうとするものが増えました。

シートはここで紹介したようなスポーツシートに限らず、デザインがいいとか、生地がかわいいとか、長年乗ってきた車の形見として、とか理由はどんなものでもよいと思うのですが、今持っているもので気に入った部分や要素があるけれど、訳あってそのままでは使えなくなったもので、誰かに譲ったり捨てたりするのができない、とか惜しいと思ったときが、そのモノとの新たなストーリーをつくれるチャンスであり、それがモノを長く大切に使っていこうとするエコの気持ちを育む種になるのだと思います。

 

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今までなら、とても気に入っていたけれども使い物にならなくなって捨てるしか方法がなかったものが、世界に自分だけのオリジナルのものとしてまた復活、もしくは別のものとして再利用できるようになるかもしれません！

 

どこへ相談すればよいのか、どこが一番自分たちの望むことを叶えてくれる修理屋さんやリフォーム、リメイク屋さんなのか、また一度相談してしまうと断りにくいからやめよう、など、面倒で何かと敷居が高く行動が消極的になりがちな修理やリフォーム、リメイクの相談。
それはもう過去の話。“こうしたい”とか“こうできるのでは？”もしくは何も思い浮かばなくとも、まずはここRepair 7.net／リペア セブン ネットを見るようにしてください！
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投稿者：Repair 7.net/リペア セブン ネット運営　　株式会社オルタナティブ

作成日：2012年08月04日