修理の事例紹介
“雑貨・小物”No.22

革で作られたバッグや財布、小物入れなどで、取っ手などのある部分、とりわけ力が掛かる部分などの重要部分が外れてたりちぎれたりして使えなくなったものはないですか？

革製品は、使い込んでいくごとに手の汗や油などでだんだんと色が濃く変わっていき、それがいい風合いとなって楽しめるのが特徴です。
一部分が故障したというだけで捨ててしまうのは大変もったいないですよね。

そういう時は革製品の修理屋さんに、再び使えるように修理してもらいましょう。

革は布製品などと違って、使う糸や縫い方などが違います。
必ず革製品を専門で取り扱っている修理屋さんに依頼するようにしましょう。

ここでは元々私が手作りしたスマートフォン用ジャケットで、パンツのベルトホールにフックをひっかけて携帯するのですが、そのフックを引っ掛けるための部分が外れてしまった時の修理の紹介です。

フックをジーンズやパンツのベルトホールに引っ掛けて持ち歩くときに、携帯の位置が少し下すぎたので、今回は修正も兼ねて携帯の位置がもう少し上に来るように、取り付け場所を変更しました。

このように、修理のついでに、使っていたときのフィードバックの要素を加えれば、以前よりも使いやすくなったりして以前よりも気に入って多用するようになったりします。

小さなことですが、この修理によって再び使用できるように活かすことで、捨ててゴミとすることもなくなり、新しいものを買ったり作ったりする事も必要なくなったことにより、資源(環境と経済の両方)の無駄遣いから有効活用できたことで、環境的にも経済的にもエコスタイル（エコロジーエコノミー）となりました。

たかが修理で、今まではそういったことを意識することがなかったと思います。
しかしこれからは、私たち一人ひとりが循環型社会に向けて意識を変えて行動していかなければなりません。
 

私たちにできること。それは今あるものを大切にしてできるだけ長く使おうとしていく気持ちではないでしょうか。

 

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投稿者：Repair 7.net/リペア セブン ネット運営　　株式会社オルタナティブ

作成日：2012年08月08日