昭和40〜50年の日本家屋の天井。薄い化粧合板仕上げ。
桧の香りのする開放感ある癒し空間へリフォーム。断熱効果も◎
できるだけ部屋を広く、明るくし、気持ちよく過ごしたいと誰でも思っていると思います。
ここでは、天井を思い切って取っ払い、梁や母屋を「見せる」広々した気持ちいい和の空間づくりにチャレンジしたことをレポートします。
作業前の天井は、古民家によくある薄い化粧合板の天井です。これを一枚ずつはぎ取っていきます。
まずは床や壁を汚さないようにちゃんと養生をしておきます。
一部をはぎ取って天井裏を見ると、地震などの振動で瓦を受けている野地板同士の隙間から落ちた瓦 土や埃でいっぱいです。
体に良くないので防塵マスクをして、躊躇しないで天井をどんどん剥ぎ取っていきます。
はぎ取った化粧合板を捨てずにここでは野地板同士の隙間をこれで塞ぎ、瓦 土が落ちてこないようにするために再利用しました。
もちろん化粧合板を固定していた長い角材も利用用途が多く再利用できるため、保存しておきます。
こうして再利用できる貴重な資源はちゃんと再利用するのがRepair 7.net/リペア セブン ネットのポリシーです。
今回のもう一つのポイントとして、押し入れの天井裏をロフトに仕上げて人ひとり寝れるくらいのスペースを作ることを考えました。
天井を取っ払うとあきあきとなった押入天井裏に、構造用合板を敷き詰めて押入上ロフトの完成です。(かなり狭いですけど)
構造用合板を使い床を作ると家の揺れに対する強度が上がり、一石二鳥です。
さてメインの天井ですが、天井を取っ払うと、昔の家らしい、ほぼ原木のままの梁や母屋がいやし空間のアクセントとして存在感がありいい感じですが、これだけでは冬は暖房を入れてもすぐに暖気が外へ逃げていき、夏は太陽熱を吸収した瓦の熱がそのまま室内へ入ってくるので、
昼間はもちろん、夜も熱がこもり、暑くてたまりません。
そこで、垂木と垂木の間に、断熱材を敷き詰めて、ボードや化粧合板などをその上からはり付けて仕上げると、熱を遮ってくれますので、夏のクーラーの冷気や冬のヒーターの暖気を外に逃がしにくくしてくれます。
体感的にですが、リフォーム前と後では、後の方が昼間の窓から入ってくる太陽光で上がった室温が、夕方から夜にかけてもまだ下がらず、冬は暖かいままで快適になりました。
これは、天井に断熱材を入れた効果もありますが、他にサッシや扉をペアガラスにした事(事例紹介”サッシ”、”扉”を参照ください)
の相乗効果の現れではないかと思います。
古民家がこれほど過ごしやすい空間にまで変わるとは私も正直思いませんでした。
今回は天井材に、桧の無垢羽目板を使用。一枚一枚フローリングのように羽目合わせて仕上げていきます。
最後にロフトへ上るためのハシゴの取り付けと、天井をはがして照明がないので、天井中央に、和に合うライティングをセット。
桧の香りが漂うとっても落ち着く気持ちいい空間ができました。
いままでこういったリフォームでも気軽に相談したり料金を聞けなかったりと、それ以前にどこへ相談しにいけばよいのか、
どこが一番自分たちにとってよいリフォーム事業者なのかなど、また一度相談してしまうと断りにくいなど、
何かと敷居が高くて行動が消極的になりがちなリフォーム業界。
それはもう過去の話。“こうしたい”と思えばまずはここRepair 7.net/リペア セブン ネット!
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投稿者:Repair 7.net/リペア セブン ネット運営 株式会社オルタナティブ
作成日:2012年07月16日
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天井の化粧合板をめくっていきます。すると原木の母屋や梁が。
天井裏から外の光が。雨漏れの危険あり。先に屋根の補修を。
押入れ上の天井裏。瓦土や埃でいっぱい。構造用合板でロフトに!
下からロフトを見上げた写真。古い手作りハシゴを付けて完成!
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